みなさん、こんにちは!
今日は、ピアニストの友人よりリクエストのありました、ギターという楽器と鍵盤楽器の関連性についてのお話です。
ギターの楽譜を皆さん見たことがありますか?
俗に言うTAB譜というやつです。
通常の楽譜は、五線譜などとも呼ばれ、線が五本ある中に、音符を配置してドレミとかがわかるようにしてあるんですね🎼!
しかし、ギターのTAB譜は六本線です。
何故かというとギターの弦が六本だからです。
ギターを上から眺めた画を、譜面風にしているだけで、楽譜というよりは図なんですね。
これが、クラシック音楽をやって来た方には何とも難しい、というか許せない様です。
逆にギタリストが楽譜が読めない原因もここにあります。(僕もです)
ちなみに、ウクレレやベースのTAB譜は四本線です^^;
僕がギターを店頭販売していたころ、ピアノは弾けるけど、ギターには関係ないでしょ……というお客様がよくいらっしゃいました。
そんなことはありません!
音楽をやる以上、他の楽器が弾けること、そして楽譜が読めることは大きなプラスです。
ピアノと違い、ギターには同じ音がでる箇所がいくつも有るという点も、慣れない理由の一つの様です。
例えば、6弦8フレットも5弦3フレットも同じ音がします。
考え方としては、ピアノの白鍵と黒鍵を一列に並べたものがギター(弦楽器)だと考えます。
一弦せいぜい2オクターブくらいですが、それが少しずつずれて六弦あることで、4オクターブくらいまでの音域をもっています。
1オクターブが12音ありますので、開放弦と12フレットの音はオクターブ違いの同じ音。
そして、隣り合った弦は、低い方の弦よりも5度高い音(3弦と2弦は4度)なので、6弦の5フレットと5弦の開放弦は同じ音。
さっきでてきた、C(ド)の音、6弦の8フレットと5弦の3フレットも同じ音。
もっと言うと6弦10フレットと5弦5フレットと4弦の開放弦は全てDで同じ音なのです。
6弦の開放弦(E)と、隣の5弦は5度離れていますので、オクターブ違いの音は5弦7フレット(5+7=12)にあり、さらに4弦2フレット(5+5+2=12)にあるのです。
ややこしいですか!?
わかりますでしょうか。これを覚えていると、足し算引き算すれば、自分の弾いてる音がどこの音と一緒かとか、和音の構成とかが少し理解できると思います。
すると、演奏が少しずつ楽しくなりませんか😋😋😋?
楽しくなれば、楽器によく触ります。
楽器によく触れば、必ず技術は上達します。
皆さん、楽器のことを色々知って、色々触って、色々好きになりましょう🎸🎸!
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