みなさん、こんにちは!
紫陽花の季節になって、木々の緑が青々としてきましたね🌸🌸
先日に引き続いて、ギターを選ぶ基準についてお話しさせていただきます。
今日は「ルックス」についてです。
一口にギターと言いましてもいろんな種類があります。
まず大分類として、エレキギターとアコースティックギター。
そしてエレキの中には、ソリッド、セミアコ・フルアコなど。
アコースティックの中には、フォークギター、クラシックギターなど。
(余談ですが、世間でアコギアコギと呼ばれているのはアコースティックギターの略称ですが、厳密な意味ではエレクトリックでないギターは全てアコースティックです。
なので、アコギとクラギという分け方はあまり正しくないので、僕はあまり使いません。便宜上用いることはありますが……)
そして、ソリッドの中にはストラト、テレキャス、レスポールSGエクスプローラーフライングV……。
オリジナルシェイプも存在する以上、その数は、挙げていけないほど非常に多いです。
それぞれの形に、それぞれの歴史、そして良さ、弱点が必ずあります。
しかし、初めて楽器屋に来たお客さんに、このギターはこういう経緯で生まれたギターで、ボディの材質はこうで、ピックアップがああで、ブリッジがどうで……と、店員さんが説明を始めると…。
そんなの関係ないんです。関係ねえんです。
初めてギターを買おうと思う人には、まずギターを始めたい!と思ったきっかけがあるはずです。
知り合いが弾いていた。誰それに憧れた。何か趣味を持とうと思った、などなど。
その人は、まだ、ギターのイメージしか持っていないはずです。
イメージ。
像。
画。
それらは見た目です。
日本人が特になのかもしれませんが、見た目を重視することを恥ずかしいとする傾向があるように思います。
外国に行ったことは、高校の修学旅行以来ありませんが、そう思います。
でも、見た目は、楽器じゃなくても、人でも、犬でも、ごはんでも、家でも、便座でも、なんでもとにかく大事です。
見た目が良いと、他の部分、例えば、弾きやすさまでよい気がしてくるから不思議です。
でも、さっき言ったように見た目が好きとはあまり言いにくい時もあります。
特に、「楽器を見た目で選ぶとー?信じられーん。」とは言われたくないものです。
しかし見た目が気に入らないものを買った場合に、愛着が持てず、楽器からすぐに離れてしまうのだけは避けてほしいのです。
もったいないと思うのです。
お金が、ではなく、その機会を失うことが、です。
極端な話、弾きやすいとか、音がいいとかは、他と比べた場合です。
他と比べず、初めに持ったギターでひたすら練習すれば、弾きやすいも何もないです。
楽器のせいにする人ほど、人の持ってるものばかりに目がいって練習してなかったりするものです。
お店で販売員をしてた頃、お父さんのお下がりのギターをずっと使っていて、でも長く続いているから、弦交換に来たなんて子もいます。
そのギターを見せてもらうと、アーチェリーか?というくらいのネックの反り方をしていて、弦高がどてらいことになっていたりします。
その子に、新品の安いギターを弾かせてあげると、「なんこれ!?バリ弾きやすい!」となります。
話がそれました。
すぐ、それます。
堂々とかっこいい、かわいいギターを選んで、たくさん練習する!
これが上達の一番の近道だと私は思います。
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