こんにちは!
博多はそろそろ山笠の季節です!
今日は、ギターの悲しい話、ネック折れについてのお話です。唐突に。
みなさん、ギターを折ってしまったことはありますか?
え? 曲が終わって叩き壊した?その後、焼いた?
そんなVooDooな人はかっこいいですが、思わずギターを倒して折ってしまった人は多いのではないでしょうか?
はい、私も折ったことがあります。
ギターは、え!? その位の衝撃で折れるの!? という位の衝撃で折れます。
特に、レスポールやアコースティックギターは要注意です。
と言うのも、チューニングしたギターの弦の張力は、約60kg近くの力にもなり、かなりの強さでネックを引っ張っているのです。
加えて、マホガニーという柔らかめの木を使用しているギターは、わずかな衝撃でも弦の張力が倍加されて、木が折れてしまうのです。
車の中でハードケースに入れていたのに、ケースを開けたら折れてた、なんてこともあるくらいです。
おそらく、車内の温度と衝撃が原因だと思われます。
さらに、先述のレスポールなどのギブソン系のギターは、ストラトやテレキャスよりも折れやすい構造をしています。
それは、ヘッドの角度です。
ギブソン系のギターは、ヘッドが傾斜しており、それによりナットへのテンションが適度にかかることで、弦が安定しています。
フェンダー系のギターはそれが一直線で、代わりにストリングガイドやテンションバーにより、ナットへのテンションをかけてやることができます。
しかし、この構造の違いは、強度的には大きな差を生み出しました。
フェンダー系のギターは、倒してしまってもネックが折れることは、あまりありません。(僕はまだ見たことはありません。)
それは、ネックとヘッドが一直線だからです。
しかし、ギブソン系のギターは、その角度により、ギター自体のボディよりもヘッドの先端の方が後ろにせり出しています。
そのため、倒した時にヘッドの先端が着地することが多いのです。
そうなると、極端にいうと『へ』の字山の部分にあたる、ヘッドとネックの付け根の箇所に大きな力がかかり、ギターは折れてしまうのです。
折れたギターを再接着するリペアは、¥50,000以上はかかってしまう、高額なものです。
そして、腕の良いところにお願いしないと、リペア跡が残ってしまうものです。
(経験談ですよ……(/ _ ; ))
それでは、不測の事態を防ぐ方法です。
まず、移動中や、長期の保管の際は弦を少しでも緩める。これで、ネックにかかる力はかなり軽減します。
また倒れやすいところに立てかけない、というのも絶対です。
お母さんが掃除機をかけるところに置いていませんか?
(経験談ですよ……(/ _ ; ))
そして、梱包の時などにも必ず気をつけたいのは、ネックにまくらを敷いてあげることです。
ヘッドとネックの付け根にスポンジの入ったケースはありますが、あれは効果的です。
ヘッドの先端を、他の箇所に接地しないようにネックに高さを出してあげるのです。ヘッドは浮いた状態になります。
ギブソンなどのハードケースは、こういう構造ですね。
そうすることで、悲しい事態は、なるべく、極力、出来るだけ、避けましょう❗️
スプーンの中のイマムラ (月曜日, 18 1月 2021 10:20)
玲音さん
こんにちは!
コメントありがとうございます!
ボディが折れてる……!? それはまたなかなかな状況の様ですね……。
もしよろしければ画像などをこちらへ送っていただければお見積もりができます。
どの程度直すかでお値段の違いも案内できると思いますので、よろしければご連絡ください!
「何にもできない」ということはないと思います。
info@spoonguitar.com
092-287-5553
SPOON
今村です。
その他の質問もお気軽にお寄せください。
よろしくお願いいたします。
玲音 (日曜日, 17 1月 2021 22:16)
ボディが折れてて
ネックジョイントは割れてますどうすればいいですか?