たまに家の掃除をしていますと、「逆によくまだ頭部に残ってるやつがいるな!」と思うくらいに、掃除機が吸い込んだゴミのほとんどが己の頭髪です。
近い将来の自らの輝かしく明るい頭部のことを想い、こころはすこし暗くなるのです。そんなウマさは要らないのです。
八月に入りまして暑い日はもちろん続いていますが、移ろいやすい天候は「あれ? 朝家出る時はあんなに晴れてたのに、なんでそんなに急に大雨の気配が…」と、ワイフの機嫌のような動きを見せながら、雷の音が遠くの山から聞こえてきて、あたりも薄暗くなってきて、ものすごい大きさの雨粒が一気に降ってきたりします。
一旦雨が降ってしまえば、またすぐにカラっと晴れたりして、そこはなんか一旦降り出すと数日悪天候が続くワイフ天気と違ったりして、なかなか予測できない天気のなか雨の合間を縫って息子と散歩したりしています。
福岡市は、中心地からも山が近いんですよ。
そういえば以前、神戸に行った時も「山が近いなあ」という感想でした。あれは阪神ファンにはお馴染みの六甲山なのかなあ。
逆に、東京に行ったときには電車(山手線?それも不明な九州人)に乗っている間中ずっと続くビルの街並みをみながら、「うわあ、すごかー。ずっと天神(福岡の市街地の中心)みたいやん!」と大声をだして、同行人たちからは他人のふりをされたりしたものです。
あれはすごいですね、さすが首都。ビッグシティトーキョー。関東大平野。と、しみじみしました。そりゃ『アド街ック天国』なんて番組も成り立ちますよね。あれなんか僕ら九州人が見てもちんぷんかんぷん(いい言葉)なものでしたが。
ちなみに福岡で同じ事したら3週くらいで番組終わりますもんね。
ウワサの「楽器の街」お茶の水に行った時も、その日は二日酔いでふらふらでしたが、楽器屋がいっぱいあるだけでなくFenderならFender、GibsonならGibson、Martin、K.Yairi、ESP、とかもう独自の「売り」をもってお店が展開しているのが印象的でした。
「こんなにいっぱいお店があったら全部回れないよ!」とおもったら、全部回る必要がないのです。狙ったジャンルのお店に行けばいいだけなのです。
だから、福岡でギターもベースもアコギもエレキも、もっと言うとデジタルピアノもサックスも三味線もピアニカもケーナも扱っているような自分のような楽器店店員が『視察』に行っても、すこし "違う世界" といった感じで、見聞を広めるような意味合いはあっても参考にはならなかった記憶があります。
でも、自分にはそういう山や海の近くの町で、世代やジャンルも様々な老若男女のお客さまたちと、いろんな音楽をつうじて関わるようなお店の方が性に合っていたという風には、思っています。
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さて、冒頭の画像ですが、これ反転画像ではありません。
フェンダーのレフティジャガーにカスタムを加えた一台です。Fホールを入れて、トレモロを排除。ネックはUSAワーモス製の極太仕様というスペック。カッコいいですねー。
他の話を十倍くらいして、お店のアイテムの紹介が三行くらいで終わりましたね。
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今日の一曲は"Sugarbomb"の「Hello」です。
どうやら、向こう(アメリカ)の2002年の映画のエンディングの曲だったようです。ラブコメって感じですね。
ただ、調べてると最近の映画(2021)の曲にも使われたようで、確かに一聴してなんというか、すこし甘酸っぱいような印象を演出してくれるような、メロディとハーモニーだなと感じます。
2002年。結構な昔ですねー。
例えば、この年生まれた人も今じゃ立派な成人なわけです。
自分は1981年生まれなのですが、その年に発表された音楽を20歳のころ、それこそ2002年くらいに聞けば、きっと「古ぅ」と一蹴してたろうと思うのです。
そういう感覚は今の2002年生まれの人が、この「Hello」や例えばOasis、Green Dayを聴く感覚と一緒なのだろうか…、と考えています。やっぱり「古ぅ」なんでしょうねえ。
ファッションとかメイクもその時の流行った女優さんの写真なんか見ても、一見して「あ、平成初期!」って感じしますもんね。
よく「"流行"はらせん状で、一定周期で同系統のものが繰り返される」というようなことを耳にします。『へそ出しルックス』なんて言葉、確かにむかーしあったような記憶があります。いままさにそうですもんね。
近い将来、ソバージュワンレンボディコン系の時代がまたやって来るんじゃないかと、僕はニラんでいます。
その日を心待ちにしつつ(ウソ)、この「Hello」を車で熱唱しながら山にドライブに行くのでした。
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今日もホームページに来てくれて、ブログを読んでくれてありがとうございます。
最近、ダム探訪家みたいになっている
SPOON
今村
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