作文かな? というような記事のタイトルになってしまいました。
7月に入ってすぐブログを書こうとし始めて、そんなタイトルで、でも日にちが過ぎてしまってもう中旬にさしかかろうとしています。
大谷選手と阪神を応援しながら日々を過ごしているイマムラは、音楽演奏や楽器関係のニュース・Youtubeなどは全く見ないくせに、なぜかとてもマニアックな野球のチャンネルをじっくり見たりしています。
回転のいいストレートの投げ方とか、ケガしないピッチングフォームとかの動画をみて「なるほどねー」と言ってるわけですが、本人はこのブログでも何回か言及していますが、いざ運動をさせると見てる方が申し訳なくて見てないふりをしてあげたくなるくらいの運動オンチなんですね。
見た目だけは体育会系クラブからの熱い勧誘をうけるようなガタイの持ち主なんですけどねえ。
マンガも水島新司がバイブルで、『BECK』とか音楽やバンド関係のものは読んでいません。もっというと、『Player』とか『rockin'on』とか音楽雑誌も見ません。
誤解されてしまうと少し問題なので言っておくと、音楽が嫌いなわけではないです。あたりまえですが。
もちろん好き。いや、好きとか好かないとかいうレベルでなく、この仕事する前から、もう音楽というものは自分の中の大きな部分を構成していたわけです。わざわざ「好きです」とか言わないくらい。ごはん食べるように音楽聴いています。
それなのになんで古田とか井端のチャンネルばっかり見てるかというのが自分でも不思議なのです。(超余談ですが、井端のチャンネル「イバTV」は、動画内で語られていましたが、男女別の視聴者の割合が男性95%超という、ド級の男どアホウチャンネルです。)
音楽に関しては、自分の領域を持っているからこそ、他の人に語られたり、演奏をみたりして、嫉妬したり余計な感情を湧かせたくないのかなと、自分で思っています。
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そしたらですね、意外なところで野球のマニアックな話題とギターのマニアックな話題がリンクすることがありました。
元野球選手たちが集まってバットの材質について語り合っていた動画を見ていた時のことです。(なんで僕がこれ見て楽しいんでしょうね)
ご存じのかたもあるかもしれませんが、日本のバットの多くは「アオダモ(タモ)」を使っているのです。そうなんです。タモはギターのボディ材に使われることもありますね。
それが最近は、材の枯渇や海外からの影響もあって「メイプル」「ホワイトアッシュ」も使われることが多いのだそうです。
おー、ほら、聞いたことある名前が出てきたでしょ!
ほんで、話聞いてたら、やっぱりメイプルは固くて力がないと(ボールを)飛ばせない。ホワイトアッシュは、何回か打ったらすぐへこんできたりする。とか言ってるんですね。
これってそのまま楽器に使ったときの特徴と一緒なんですよね! メイプルボディのギターはしっかり弦を鳴らさないとボディが鳴らない。アッシュは導管が太くて削りやすくて比較的簡単に弦振動を伝えやすい。
ちなみにバットに使うホワイトアッシュはとても硬いという人も、軽くてよくしなるという人もいるそうで、恐らくギターでいう場合の「ライトウェイト(スワンプ)アッシュ」と「ホワイトアッシュ」のような材が、厳密に選別されずアッシュというだけで混在しているのではないかと僕は予想しています。
そして、いまを時めく大谷翔平さんは「バーチ」のバットを使っているそうなのです。バーチはギターにも使われることもありますが、ドラムのシェル(胴の部分)にもよく使われます。メイプルよりも少ししなりのある材だそうです。柳田とかもバーチらしい。
オールスター前にめちゃくちゃなペースでホームラン打った(2023年7月11日の時点で32本)オオタニさんですが、良く言及されるのその打球音。すっごいカキン! と高い音がします。
解説の人が「大谷にしか出せない音」というようなことを言っているのを耳にしますが、これは音楽的な見地からいうと、アメリカの乾いた気候とバーチやメイプルのバット、そして大谷を含めあのメジャーリーガーたちの桁外れのパワーがあってこその、あの「音色」になっていると言えると思います。
バットは楽器なんですね。選手はプレイヤーとも言いますもんね。うまいこと言ったな。ちょっと座布団買ってきます。
「バーチ? 聞いたことないなあー」とか一流の野球人たちが言っているの聞きながら、「あ、バーチ知りません? 楽器にも使われますよ」なんてニヤニヤしながら一人で動画を見てるわけです。
さあ、バッティングセンターでも行こうかな!
(うそ。機械に投げてもらって打席に立って「素振り」してるだけなので行きません)
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今日の一曲は、"The Beths"の「When You Know You Know」です。
バンドメンバーがでるビデオがあればよかったのですが、この曲はなんかこのおさかなのやつしかありませんでした。
他の曲にはメンバー出てきます。バンド名にもなっている、エリザべス・ストークス(Bethは愛称でしょうね)が紅一点ボーカルギターをつとめるバンドです。甲斐バンド的な。
このすこしぶっきらぼうだけどナチュラルなボーカル。そこまで綺麗じゃない見た目(失礼!)。でも演奏はいいですねえ。もっと長いソロも聞きたいくらいのいいリードギターですね。(2:30のとことか、アウトロとか)
他の曲もいいので、ぜひ聞いてみてください。
こういう暗いのか明るいのか微妙な楽曲を、結構このんで聴くことが多いイマムラです。
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けが人続出だけど、頑張れエンゼルス!
かっこいいぞ、モニアック!
今日も、ブログを読んでくれてありがとうございます!
SPOON
今村
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