みんなのスプーン番外編ということで、当店でも問い合わせの多いケンタウルスクローンの「Dulcet - Masters」と「PartsPipe - The CLON」のレビューを、記事にしたいと思います。
香川県にお住いの村上様にいただいたレビューなのですが、なぜこのレビューだけ番外編なのかというとですね、一番の理由は、頂いた感想が自分が感じていて言葉にしたかったこととほとんど同じだったことです。
そして、村上さんは、これまでに初期から後期までいくつものケンタウルスを所有したことがあり、
また、ヴィンテージから現行機種まで多くのエレキギターやエフェクターの名機を所有されている(または、されていた)ことがあることから、いろんな「良い音」を経験した方のお言葉をお借りして、僕自身DulcetとPartsPipeの良さを改めて、この場でお伝えしたいな、と思ったからなんです。
村上様にはご快諾を頂いたので、出来るだけ、原文のまま、ご紹介させていただきます。
(ちなみに、村上さんはROSSのコンプも、Big Maffのラムズヘッドも、複数台所有されていて、はっきり言って自分よりも断然たくさんの機材に触れてある方です。90年代をロサンゼルスで暮らされ、本場のオルタナ・グランジの台頭を肌で体験された経験をお持ちです。)
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+ Dulcet Design Pedals - Masters +
+ PartsPipe The CLON +
香川県 村上 様
2021/7/2
~試奏初日のご感想~
到着しまして、試しました所、
両方ともそれぞれの個性あり、好きです^ ^
そして、ケンタの音がします^ ^
ケンタが手元から無くなって1年程の間隔はありますが、
Dulcetは「ケンタの個体差」位のレベルに感じます^ ^
ケンタも個体差があるので、どのケンタも良いという訳では無かったですが
この二台は「凄く良い」と思います。
軽く鳴らせて 「あ、コレ、めちゃ良い!」と思ったのでその時点で
購入決定でした。
DulcetとPartsPipeの差は、「良い所へのフォーカスとアプローチの違い」ですから
「両方とも良い」ですね^ ^
PartsPipeの方が、音域を絞って、立体でディープな倍音が詰まっている感じですかね^ ^
Archerとか、ポチッて買って 届いてつないだ3分後に
「この硬さ もう我慢出来たもんじゃ無い」
と幻滅したんですから、今回、今村さんからご紹介頂いた物は
「凄い」の一言です。
試したのは
⑴1962年製 ジャズマスと
⑵ 改造テレキャス。
1951年製テレキャスピックアップ(リア) 7.2kΩ
1965年製ジャズマスピックアップ(フロント)7.5kΩ
シンプルにBoss BD-2w と、繋いでみただけです。
アンプは 1963 fender bassman 改 をクリーンで。
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「ケンタウルスじゃ無いと無理だ」というのが、
もうこの2台を体験して 無くなりました(笑)
清々しいです^ ^v
実は、今回の物は予備知識無く、
この2台のペダルについて全く知らないんですが
「ケンタウルスこそが絶対」では無い事が分かる人は
こっちの方を選ぶと思います。
僕が2台共欲しい理由は、どっちも素晴らしく良いからです^ ^
キャラクターが違うのと、どっちか1台を選ぶ事が出来ない程、両方良い。
今、コレを買えるなら相当ラッキーです。^ ^
~ご購入数日後のレビューです~
PartsPipeの「ギャ❗️」って食いつきが凄まじく良いですね^ ^
オリジナルのケンタウルス持ってる人は、
むしろ、こっちのPartsPipeを「別で1個は買うべき」な位ですよね。
「ケンタウルスをチューニングした感じ」で凄く良い
でも、他人に説明するの難しいですよね
「ケンタウルスをいい感じにチューニングした感じ」
そう言うと
「それは似てないって事?」と
誤解を生むので説明は難しいですよね(笑)
ケンタウルスで物足りない部分がプラスされてる感じ と言えばいいのか、、
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Dulcetは、レンジが広く、分離良い。倍音はケンタウルス程ある。
PartsPipeよりは くどく無くて、あっさりめで、使用用途の守備範囲は広いと思いますね♪^ ^
で、PartsPipeは 使うと「いい意味でクセになる感じ」ありますよね?^ ^
音がドン ! と倍音と共にぶっ飛んで来る様な密度があって、偏った感じでは無いですし、
ピッキングの「ギャッ!」という食いつきは…
気持ちいいですよね〜
あれは、倍音が細かくジョワッとあるんでしょうね。
とにかく両方凄く良いです。
…知らない内に凄いのが出てたんですね…^ ^v
多分、僕は 内心、KLON Centaurの方が良ければ
「やっぱ、KLON Centaurは1個は買っとこう」
となると思うのですが、、
ハッキリ断言して、
もう、わざわざ KLON買う気なんて一切、無くなりましたよ(笑)
誤解を恐れずに言えば、
今回の2台とも、KLON より良い
と、「個人的には」思います。
回路の構成分かってるんですから、部品の相性を試して
「パーツの更に良い相性」ってありますよね。
だから、そういう意味で 個人的にはこの2台共、
オリジナルより良いですね。
タイミング見て、もう1個、2個欲しいです^ ^
今村さん
今回も 良い物をご紹介頂きありがとうございました!
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…という内容でした。
「なんだよ、べた褒めじゃないか!」
とい思った方、はいそうなんです。
でも僕も村上さんと同じように感じています。
個体差があると言われる本家ケンタウルスよりも、僕としては良い。
と誤解を恐れず僕も言います。
ちなみに村上さんが所持していたケンタウルスは初期もの(二桁台のシリアル)はジューシーなPartsPipe寄り、中期もの(3000番台)はDulcetに近かったようです。
自分がこれまで弾いたり、情報で得たものでは、初期の方がワイドレンジで、中~後期の方が歪みが厚く密度の濃いものということでしたので、村上さんの印象とは逆になります。
このことをとっても、本家ケンタウルスが個体による歪み方の差がある、といえると思います。
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この二台のペダルについて、SPOONへの問い合わせで一番多いのは、「どちらがケンタウルスに近いのか」という質問です。
ですが、上記の件を踏まえると、その質問はあまり意味をなさないということがお判りいただけるかと思います。
判断している人が、弾いたこと(聴いたこと)のあるケンタウルスの音がそれぞれ違うのですから!
ですので、使用目的、使用機材を考慮して、どのような傾向の歪みがご希望かを検討して、厚い歪みならPartsPipe、ワイドな歪みならDulcet Mastersというのがいいと思います。
ちなみに「どっちがいい音ですか?」という質問もありますが、それも同じ回答になります。
音の違う機材をいくつかお持ちの方なら、どちらのペダルもそれぞれマッチして心地よい場面があるはずです。
テレキャスターとレスポールはどっちがいい音か、なんて答えられないですよね。
村上様、本当にありがとうございました^^!
売ってる側のお店の人間が、自分でいくら「これめちゃくちゃいいですよ!」て言っても宣伝にしかならないし、眉に唾つけて聴きたくなる気持ちになるのは自分もそうなので、なかなか書くのを躊躇していましたが、
こうしてお言葉を借りて記事にすることができました^^
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「長いケンタウルス探しの旅が終わった」
このDulcetとPartsPipeをご購入いただいたお客様から、そういうご感想を、同じ言い回しで、これまで複数の方から聞いています。
もしあなたが長い旅の途中で迷いかけているのでしたら、一度ご連絡ください!
在庫の状況によっては、ご購入を前提とした貸し出しも検討いたします。
急にお願いしますが、モニターキャンペーンというか、2台の比較動画撮ってくれる方いらっしゃたら、ぜひご連絡ください!
是非お問い合わせください。
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今日の一曲は、Third Eye Blindの"Blinded (When I See You)"です。
Semi-Charmed Lifeが良く知られている印象ですが、自分としてはこの"Blinded"という曲は、心の名曲ベスト10に入る(かな?)という好きな曲であります。
バンド自体はベスト10位には入らない(かな…)、という個人的見解ですが、でもしゃれたバンド名じゃありませんか。「見えない(盲目の)第三の目」とでも言いましょうか、チャクラのような、心の目のような。
でも、そんなバンド名の彼らの「Blinded」というタイトルの曲は、入魂具合がうかがえるというものです。
今日もブログを読んでくれてありがとうございます!
なんか今回は面白いこと言えずじまいでした。(いつもは言えてるような口ぶり)
SPOON
今村
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