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Klusonペグがたくさん来ました。

タイトル通りに、クルーソンペグがたくさんやってきました!

 

こういう写真よくあるじゃないですか!? 工場とかの出荷する時の画像とかで。

よくあるのはわかってて、つい撮ってみたくなるんですよねえ。そして撮って満足しました。

 

いつからペグのことを「マシーンヘッド」と呼ぶようになってきたのでしょう。

いつからハンバーガーのパンのところのことを「バンズ」と呼ぶようになったのでしょう。いつからズボンのことを「パンツ」と……。

 

ズボンはズボンだから、ズボンがパンツだとしたらパンツの下にパンツはいてることになっておかしくなるじゃないですか。

 

いま調べてみると、「Peg」の意味には、「くい・くぎ・弦楽器やチェンバロの糸巻き」ということが書いてあります。

ほう! そこでチェンバロが出てきますか! と、違うところに反応してしまいましたが、バイオリンや古いウクレレなんかのギアの入っていない調律部なんかをペグと呼ぶのが正しそうな感じでした。独自の解釈です。

つまりギアが入ると「machine・マシーン」になるんでしょうか。

 

ちなみに外人さん(英語圏)の方々のほとんどは、自分が見たり聞いたりした中では誰もPegなんて呼びません。

でも誰もMachineheadとも呼びません。

 

みんなだいたい「Tuners」と呼びます。

ほら、おかしくなってきた。「チューナーはあのピコピコなる機械がチューナーやろうもん!」という声が聞こえてきます。

 

ネットで検索すると「Tuner」なら、あの音を合わせるメカがヒットして、

「Tuners」とするとペグがたくさんヒットします。

近いところで同じ名称にしたら、ほら! 困るやろ!

これもパンツとパンツの世界のような。

 

「パンツ→」とアクセントを平坦にすると外側のパンツなんでしょうね。

「パンツ↘」が中身の方ですね。

 

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そろそろ本題に入ります。

 

Kluson社は1925年にアメリカ・シカゴで設立されたそうで、1970年代にGibsonがシャーラーペグに乗り換えたことで大打撃を食らって、1981年に倒産しました。

現在は、アメリカに拠点を置くWD Musicが権利を取得し、製品の改善とラインナップの再構築がなされ、韓国で生産されているそうです。

 

↑これは、一番ノーマルなKlusonペグの話で、他のパーツはUSA製のものや、ペグにしてもモデルによっては日本のGotohがOEM(委託され製造している)で作っているものもあります。

 

あの「Kluson Deluxe」ってロゴがペグに入るだけで、とても満ち足りた気持ちになりませんか? いいすぎかな。

あの「Kluson」の「o」のところをグリスを注入する穴にしたなんて粋ですね。

 

ちなみに個人的には、ロゴは二列(Double Line)よりも一列(Single Line)が好きです。二列はGibsonって感じですね。

 

SPOONは、他のショップにない面白いものを置きたいと思っているので、ペグもマニアックというか通好みというか、珍し目なものがあるのでご紹介します。やっとハイライトですね。

 

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まずはこのペグです。

「さっきシングルラインが好きって言ったやない!」となりますが、これは文字をよく見ると、「Kluson Deluxe」ではなく……、

「Kluson Supreme」と書いてあります!

Deluxeのの上位機種Supreme Series(シュープリームシリーズ)の6連タイプです。


 

 どういう風にシュープリームなのかというと、正直ペグの材質とかしくみは同じなのです。

なのですが、これはチューニング精度がいい。精度がいいというのは、ギア比が大きいのです。普通のデラックスペグが15:1なのに対しシュープリームシリーズは18:1。

 

ペグの軸が一回転するのに、つまみを18回まわす必要があるのです。ということは細かなチューニングができるということです。

 

なんのこっちゃという方は、1:1のペグで考えてみると意味がわかりやすいです。1:1のペグは、バイオリンとか古いウクレレなんかについている、ペグの軸がそのままツマミになっているタイプです。(それが『ペグ』なのでしょう)

 

1:1ということはつまみを1回まわすと軸が一回転します。めちゃくちゃ音程がすぐ変わります。

ギターの弦交換でつまみを4回転させたら、はいっ全部巻き終わり! みたいな感じです。早いけど! 早いけどかなりシビアです。

これでウクレレチューニングするの大変なんです……。今はギアが入ったペグが主流ですけど、15年前はまだまだ違いました。

 

これが18:1になっているわけです。

これは良いですね!

 

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次はこちらです。

ゴトーにもラインナップされていますが、ビンテージ感のある白プラスチックツマミのタイプです。


古いギブソンのアコギとかレスポールジュニアなんかは白のプラツマミで、少しチープな感じが逆に雰囲気がありますよね。

でも、この白ツマミはチープな真っ白プラスチックじゃなくて、少し乳白色のようなアイボリーのような質感のプラスチック!

パールのような、少し高級な感じもあって、これはこれですごくいい感じです。フィギュアの出た木目の綺麗なギターとかに使いたい感じですね。


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そして、この一風変わったペグシリーズの個人的な目玉アイテムが次のセットです。

一見すると、Gibson系によくついているような、キーストーンタイプのツマミのついたモデルです。こちらはゴールド。

 

こちらはニッケルシルバーですね。

パッとみて「おっ」と僕の伝えたいことに気付いた人は、相当なパーツ通です。


実はこれ、3:3じゃなくて、6連ペグなんです。

6連のキーストーンと言えば、そうエクスプローラー用なんですね。かなり狭いところをついたペグですが、さすがクルーソン。

 

これが、普通にフェンダー系のギターでも隣同士当たらずに使えちゃうんです。

 

いいですねえ。

これつけたフェンダー系のギター、結構インパクトありそうです!

 

 

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いくつかペグを紹介してきましたが、これはデジマートには出品しませんので、気になった方はご連絡ください!

 

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今日の一曲は、Green Dayの"Nice Guys Finish Last"です。

"いいやつはビリで終わる"。

つまり「正直者がバカを見る」というところでしょうか。

これぞグリーンデイ! という僕のイメージの一曲です。ライブでやったりすると気持ちいでしょうね。

 

グリーンデイは自分が中学から高校にかけて、もう普段は全然洋楽聞かないタイプの同級生たちでもBascket Caseは口ずさめるっていうくらいの人気でした。


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全くいきなり無関係な話ですが、息子がアンパンマン見てたので僕も一緒に見てたんですね。(見るなよ!)


みなさん知ってるかもですが、

ばいきんまんと戦うアンパンマンのパンチは「アンパーンチ」。

蹴りは「アンキーック」。


そしたら食パンマンが出てきて「しょくパーンチ」。

そしたら、次に蹴りがでて「しょくキーック」というところで、父ちゃんは声出して笑ってしまいました。

食キックって、いいですねえ。


アンパンマンは、結構見てて笑えます。声優陣が超一流揃いだからおもしろいです。



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ここまで読んでくれてありがとうございます!

6月も元気に過ごしていきましょう!


SPOON  今村