こんにちは。
沖縄は梅雨入りだそうです☂☂
今日は、ギターの選び方第三弾。
ギターの値段、そして価値についてです。
ギターショップでよく『おんなじ見た目なのに、何でこんなに値段が違うの?』という質問を耳にします。
確かに、オーソドックスなストラトシェイプのギターは、安いものは一万円しないものから、希少なビンテージモデルは一千万円クラスのものまで存在します。
乱暴に言えば、形はほとんど一緒。
見た目など、高い方がむしろ古くて汚いということになります。
何でそんなに値段が違うのでしょうか。幾つか理由をあげます。
まずは、生産国の違いがあります。
人件費の安価なアジア諸国の工場で大量生産されたものは、その分安くなります。
逆に、日本やアメリカなどでギターを作ると、人件費の面ではかなり高価なものになります。
また、材質の違いもあります。
希少な木材を使用したギターは、その分高価になります。
ギター用に長く品質管理された木材なども高価です。
ギターに使う部品も、値段の差に大きく影響します。
ちなみに部品の一つ一つも、ギター同様、値段の差があります。
見た目は同じ様で、生産国の違いなどで大きく値段が変わります。
そうした一つ一つの要素が、出来上がったギターの品質、音質に大きく影響し、値段の違いになるのです。
これって、誰でも利用することのある洋服や車などと良く似ていると思います。
パッと見た目では、違いはわかりにくいけど、着心地、乗り心地、縫い方、内装、材質、馬力、デザイン、生産国……。
隠したいところが隠れればそれでいい! というWildな方もいるでしょうし、日本製のものしか着ない、という人もいるでしょう。
その判断に良い悪いはありません。皆さんの自由です。
ただし、楽器の質に関していえば、高いものの方が(大体)良いのは当然です。
海外のパートのおばちゃんがハンダ付けしているギターより、日本の熟練した職人が作ってるギターの方が、いい楽器なのはわかっていただけるでしょうか。
品質のバラつきも少なく、使ってもらって安心なのは、4〜5万円クラス以上の、韓国製や日本製のものというのが無難なようです。
もちろんそれより安いものでも、良いギターはたくさんありますが、見定めるには経験が必要です。
信用できる店員さんを見つけられると、一番いいですね。
きちんと、値段に左右されず、楽器の良いところと悪いところを教えてくれるような人です。
店員さんに、「あなたの子供に、初めてギターを買ってあげるならどれにする?」と尋ねると、いいかもしれませんね!
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